帽子を駐車場の屋根に乗せてしまう→思いっきり怪しいヤツになった

黄色い帽子 3姉弟

いつも余計なことばかりしている末っ子くん。今回は、人様の駐車場の屋根に帽子を乗せてしまったよ…トホホ

事件発生!

とある日、学校こら帰ってきた末っ子くんは

「大変なことがあった!!」

私:「ん?どうしたん?」

末っ子くん:「駐車場の屋根に、黄色い帽子が乗っちゃった」

私:「えーーーー!!なんでよ…」

末っ子くん:「投げて遊んでたら、風に流されちった」

どこ?

私:「うちの駐車場??」

末っ子くん:「違う!」(マジかぁ…。)

私:「じゃ、どこの家?」

末っ子くん:「あそこの角のお家!!」

お、近所じゃん。そこなら知り合いのお宅だ!!本当に本当によかった…。

もし、全く知らないお宅だったら、ピンポンして事情を説明して…。みなさん快く取らせてくれるだろうとは思うが、なんとも気が進まない。そもそも、投げてる時点でかなりアホだし…

不審者じゃん

私:「屋根、届くかなぁ…」

末っ子くん:「わりと低めの所に乗ってるから、脚立とほうきを持っていけば届くと思う!」

やたらと具体的な指示を出してきやがる…

私は仕方なく、右手にほうき・左手に脚立を抱えて、ため息混じりにそのお宅へと向かう。堂々とした不審者の完成である。

お留守ですね…

いざ、そのお宅へ着いてみると車が1台も停まっていない!念のためピンポンしてみるも、やはり無反応。

でも、暗くなる前には取りたいなぁ。というか届くかわからないので、とりあえず一度はチャレンジしたい!!

無断ではさすがに怪しすぎるので、事情を伝えて、取らせてくださいとメールしてみた。たぶんお仕事中なのですぐに返信はこない…よく知ってるお母さんだし、優しいから間違いなくいいよって言ってくれる!と自分に言い聞かせる。

勇気を出して、脚立に登る私。手をいっぱいまで伸ばすと、ほうきの先で帽子に振れることができた!!そのまま横へ落としたところを、末っ子くんがナイスキャッチ!!

2人:「やったーー!!」

住宅街の一角なので、さして人通りが多いわけでもない。むしろ、誰も通らなかった気がするが、なぜかどっと疲れたのであった。(帽子が無事に取れたこともメールしたら、優しい返信が来た。ありがたいことです)

じゃ、そういうことで〜 

帽子が手元に戻り、ひと安心した末っ子くんは、

「よかったー!じゃ、オレ遊んでくるわ!」と元気よく出かけていったのであった。

おいおい、微塵も反省してないな、こいつ。

っていうか、もう帽子投げんな!!!(もちろん帽子以外もだぞ!!!)

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