前編では「ご飯」と「トイレ」について書きました。後編は「行動範囲」と「抜け毛」についてまとめていきます。
↑上の写真は、テレビ台の下で横になっているところ。我が家に来てすぐの頃、物音などにビックリするとまずはサークルに飛び込む。それでも怖いときは、サークル横にあるテレビ台の下に潜り込む。というのが定番でした。体が大きくなってしまい、数か月で入れなくなっちゃったけどね(^^;)
行動範囲
見えない壁…
トイレの記事でも書きましたが、来た当初は行動範囲がかなり狭かったです。
まず、家に来て一週間くらいはクレートの近くとトイレくらい(^^;)ご飯は、ごく初期のみ台所で食べていたのですが、途中で来れなくなってしまったので、部屋の一角を食事場所にしました。
「ただいまー」
「ワンワンワン~~~♪しっぽふりふり~」
って玄関まで迎えに来てくれるのが、家族みんなの夢。
でもね、数か月経っても、相変わらず台所にも来れないし、玄関はもちろん無理。何より、カーペットの敷いてあるところまででピタっと止まるのです。
「人間には見えない壁があるんだね」とみんなで話していたのですが、この壁は手ごわかったーー(^^;突破できるまでに何か月かかっただろう…。外に出る時も玄関まで行けないので、リビングの窓から出入りしていたのでした。
1歳の誕生日に!
日々、ビビりながらも行動範囲を広げたり、また元に戻ったりを繰り返していた頃。
1歳の誕生日(6月)を迎えた、まさにその日でした!なんと玄関まで出迎えに来てくれたのです!嬉しそうにしっぽをフリフリ体くねくね。でもすぐにクルッと帰ってしまいましたがね💦「帰ってきてくれてうれしいワン~!」という心の声が、私には確かに聞こえておりましたとも(*´▽`*)
いつも静かでクールなアポロが、こんなに感情表現ができるようになったなんて。まだまだ表現が不器用ではありますが、ものすごい成長です。アポロからの予期せぬ、嬉しすぎる誕生日プレゼントをもらって、私たちは玄関で大喜びしたのでした(∩´∀`)∩
アポロが我が家に来て、もうすぐ1年。今は「お散歩行くよー」と呼べば、玄関まで歩いてきてくれます。和室で一人でお昼寝もできます。1年間でこんなに成長するなんて、嬉しい驚きの連続でした。
ワンコの性格によるところも大きいのかもしれませんが、元保護犬には怖がりな子も多いようですね。アポロもその類で、そのビビりっぷりと行動範囲の狭さには驚かされました。
抜け毛
冬毛への生え変わり
アポロが家に来たのは、まだ残暑が残る9月。暑さのせいか幼いせいかは分からないけれど、「お腹の毛が薄いな~!ほぼ地肌がみえてるじゃん。これで冬を超えられるのか?」と少し心配でした。
季節は進み、徐々に肌寒く。11月頃に「やけに抜け毛が多いな」と感じました。これが冬毛に生え変わっていた時期だったんですね。この時は、1か月経つか経たないかで、抜け毛は気にならなくなりました。そして、いつの間にやら、もこもこのセーターを1枚着込んだかのようにふんわり。なんだか体が一回り大きくなったような!?
そのおかげで、生まれて初めての冬は無事に乗り越えることができました。霜が降りている寒ーい日だって、アポロはへっちゃら。人間はダウンを着込んでも寒いっ!自分の毛でそんなに温かいなんて、なんて高性能な体なんだ!
夏に向けて…掃除が大変(^^;)
次の抜け毛は5月頃に始まりました。この時の抜け毛は、冬とは雰囲気が違う!今回は細くてふわふわの毛。細くてふわふわの毛が抜けきった後は、太くてゴワゴワの毛も抜け出しました。「えっ、この毛まで抜けちゃって大丈夫なの!?( ゚Д゚)」
あまりにもどんどんじゃんじゃん抜けるので「このままだと、ハダカデバネズミみたいになっちゃうよ?」とみんな本気で心配モード。いや、ハダカデバになってもかわいいんだけども笑
結局夏のあいだ中抜け続け、9月を迎えた最近になってようやく落ち着いてきました。夏毛になるには、予想よりはるかに多くの毛が抜けました。お腹側はもうすけすけシースルー。
あまりにもたくさん抜けるのが楽しくて、次女が毎日のようにブラッシングしてましたっけ。掃除機をさぼった日は、部屋の隅に毛溜まりが…。この時期はちと大変でしたね(^^;)
ダブルコートとシングルコート
私は「シングルコート」「ダブルコート」という言葉を、今回初めて知りました。
アポロは太くてゴワゴワの毛とほっそりフワフワの毛の2種類が生えているダブルコートだったようです。ダブルコートのほうが寒さに強いんですって。納得!
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