昨日、お風呂を汲もうと風呂場の電気をつけたら、なんと、窓ガラスにヤモリが張り付いてたーー!今回はヤモリの気持ちを少しでも知りたくて、生態を調べてみたぞ!
縁起のいい「ヤモリ」
以前もこのブログに乗せたことがあるヤモリ。朝夕の空気に、秋の気配が混ざり合う寂しげな季節になると…、決まって風呂場の窓ガラスに張り付いている。今年も元気に姿を現してくれて嬉しい!!
ヤモリは、家の守り神なので「家守」や「屋守」とも表記される。その他にも「金運上昇」や「妊娠の兆候」など、たくさんの縁起のいい言い伝えがあるそう。詳しくは、以前の記事にまとめてあるので、よかったらそちらもご覧ください!
▼ヤモリの赤ちゃん
ヤモリの生態
いつも風呂場で、しかも暗くなってから見かけるヤモリ。庭で見かけるニホントカゲやカナヘビとは明らかに違うであろう、その生態を調べてみた。
予想通りの夜行性。クモやワラジムシなどを主に食べているらしい。街灯や家の灯りに集まってくる小さな昆虫を捕食するため、森林などではなく、人家の近くを好む。冬になると、壁の隙間や縁の下などで冬眠。繁殖は卵生。春~秋にかけて木や壁面に産みつける。
昔から人の近くで生活してきたことが分かり、さらに可愛いく感じる。小さな隣人(同居人?)のようだ。
我が家の風呂場の前には、カクレミノの木が目隠し的に茂っており、その足元にも植物が植わっている。ヤモリにとっては、生活するにも繁殖するにも居心地のよい場所なのであろう。気に入っていただけて、こちらも嬉しいかぎりである。
▼昨日現れたのは、成長したこのヤモリ!?赤ちゃんヤモリ(6月25日撮影)
ヤモリの足裏
ヤモリは、つるっつるの窓ガラスに見事に張り付く。その全く危なげない安定感は、どうやって生み出されているのだろう?
まるで忍者のようなヤモリだが、その足裏には吸盤があるわけではなく、ただ「毛」があるだけとのこと。
「毛だけ…?」さらに疑問は深まってしまった。
ヤモリの足裏の吸着力に注目した人は多いようで、その機能を再現したり、何かに活用できないかと研究が進められているらしい。
おまけ
私が「風呂場にヤモリがいるー!」と言うと、すっとんできた末っ子くんと次女。
そして末っ子くんは、「オレ、今風呂入るわ!!」と言ったかと思うと、もうほぼ裸(笑)
今、湯舟を汲み始めたから、お湯はほとんど入っていないけどね。そんなこと気にせず、いつもよりも長く入浴を楽しんだ末っ子くんなのであった。「ずーっといたよ😁」とニコニコ笑顔。
私が「ヤモリと混浴、いいなー」と呟くと、
「いや、混浴ではない!混浴はヤバいでしょ!!」と冷静に突っ込む次女であった。
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