犬を飼うならぜったい保護犬がいい!と決めていたとはいえ、不安もたくさんありました(^^;初めて保護犬との生活を送るうえで、大変だったことや驚いたこと、嬉しかったことやかわいすぎる仕草など、少しづつ記録していきたいなと思います。
犬を飼うまでのハードル
ずっとずーーっと、犬を飼いたがっていた長女。
私も犬も猫も大好き。でも、我が家には3人子供がいて、それぞれになかなか手のかかる子供たちなのです(この件は、またの機会に書こうと思っています)。そのため、ワンコのお世話まではとてもできないなぁと長年躊躇していたのですが、一番下の子が小学1年生になり、長女は中学2年生(ちなみに真ん中っ子は小学5年生)。このタイミングを逃すと、長女がワンコと過ごせる時間がものすごく短くなってしまう…。
これはもう、今しかない!!と思い立ったのが、2019年の夏でした。
ペットショップでは買わない
長女は「ペットショップでは買わない」と、心に決めていました。というのも「ペットショップで売れ残った犬猫はどうなってしまうのかな?」ということを調べるうちに、ペットショップそのものに大きな疑問を持ったのです。また、色々調べるうちに悪質ブリーダーの存在を知ったり、日本の犬猫の殺処分数の多さにもショックを受け…。
ペットショップで買うと、不幸なペットを増やすことにつながってしまう。純血種が欲しいなら、優良なブリーダーから直接買うべき。でも、もし自分が犬を飼えるなら絶対に保護犬にする、と。
保護犬アポロとの出会い
犬を飼うと決めてから、保護犬・猫の譲渡会に行ってみました。大きなスーパーの中や道の駅の駐車場、今は使われていないガソリンスタンドなどなど。譲渡会を検索してみると、本当にいろいろな場所で開かれていました。ただ、私の住んでいる地域では猫はたくさんいるのですが、犬はあまり見かけず…。
そうこうしているうちに、保護犬・猫のシェルターの存在を知りました。事前に予約をして、家族全員で訪ねました。そこには子犬~老犬まで、さまざまな年齢や事情を抱えた犬たちがたっくさん。それはもう、たくさん。
私たちが近づくと、成犬の1匹が吠える!それにつられて周り中の犬が吠えだします(^_^;)知らない人、怖いよねー、わかるわかる。でも、そのあまりの迫力に圧倒されてしまったので、子犬たちのいる部屋へ移動。そこは吠える声もまだかわいいもので、私たちも少しほっとしたのを覚えています。
どの子犬も本当にかわいい(*´▽`*)3人の子供たちの意見は割れたものの、最終的には長女が気に入った子犬に決めました。体は茶色くて鼻黒。いつも困り顔のワンコです笑
シェルターの職員の方によると、その子犬は、6匹兄弟でいるところを保健所に保護されて、そこからこのシェルターへ来たとのこと。ほかの兄弟はすでに里親さんが決まってもういないこと。保健所以前のことは全く分からないということでした。
兄弟がどんどんいなくなってしまって、きっと心細かっただろうなぁ。
その子犬は、同じゲージに入っていたもう一匹の犬に、ずっとガブガブガブガブ噛みつかれていました。痛そうなのに、絶対にやり返さないのです。噛まれすぎて鼻の頭にケガもしてたし、私たちがいる間、一度も声を聞かなかったような??
ちなみに、今回犬を選ぶ際に気を付けたことは「子供が嫌いじゃないか」です。我が家の末っ子くんはとにかく騒がしいので、子供嫌いの犬だとお互いにかわいそうなことになると心配していたので…
「アピール力が弱いけど、どの犬ともうまくやっていける子です。新しいお家にも数日で慣れて、元気な姿を見せてくれると思います。お子さんがいても大丈夫ですよ。」とシェルターの方が言ってくださいました。一番の心配事であった「子供嫌いじゃない」という点がクリアできたので、もう迷いはありません!
「うちは騒がしいよー、でもきっと楽しいよ♪一緒にたくさん遊ぼうね」
何とも優しそうな、困り顔のワンコ。
これが、我が家に来ることになったアポロ♂です(^^)
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