元保護犬のためか、ビビり気質強めのアポロはお散歩がずっと苦手だった。が、そういえばここ最近は、お散歩好きになってきてない!?なんなら、ちょいと余裕まで生まれてない??
群れじゃないと嫌
以前、何度も書いてきたと思うが、アポロはお散歩が好きではない。正確に言うと、群れ(アポロ+複数人)での散歩は好きだが、少数(アポロ+1人)での散歩になると、急に歩かなくなってしまうのだ。
抵抗方法としては、これでもかと言うくらい重心を低くする。茶色い毛皮で地べたにペチャっとなるので、まるで「ぬれ煎餅」のよう(笑)「行きたくないもーーん!!」という言葉が聞こえてくる(ような気までする)
我が家に来てからは、ずーっとそんな状態が続いていた。かれこれ2年近くになるだろうか…。
▼第2次反抗期!?お散歩する人によって態度を変えるアポロ…(-_-;)
心境の変化?
しかし最近、ふと思った。
「ここ2~3か月、ぬれ煎餅になってないかも!?」
私とアポロだけでの散歩で、一度もイヤイヤをせずに歩けた時は本当にびっくりした!アポロの成長にも驚いたが、それより何より
「犬が普通に歩いてくれるだけで、こんなにラクなんだ!」という部分に感動。
これなら、何度でも何時間でも散歩してたくなっちゃうよーーーと思ったものである。
しかし、初めての時は「まぐれかな。たまたま調子が良かったのかも」くらいに思うようにしていた。次回また、「ぬれ煎餅」にならないという保証はどこにもない。常に期待しすぎてはならないのです。長い目でゆったりとね。
そんな私の気持ちを知ってか知らずか、その後、なんと一度も「ぬれ煎餅」になっていない!!!
自分から玄関へ来た!
今までは、「お散歩だよー」と声を掛けると、クレートに逃げ込んでしまっていた。仕方なく、クレートの中でハーネスとリードを装着して、玄関まで引っ張っていくという感じ。
ずっとそんな状態だったのに、最近では…
「お散歩だよー」と言うと、なんと玄関まで歩いてくるじゃないかーーーー!!!!
気乗りしない時は、もちろん来ない。でもそんなのはちっとも気にならない。
お散歩、それほど怖がる必要がないってわかったのかな?楽しみになってきた??
イヤと言われても必死の抵抗にあっても、怒らずに励まし、時にはだましだまし、お互いに頑張ってきたもんね。今、地道な努力がついに実を結びつつある!
成長が目に見えない時期が長くても、ある時、急成長することはよくある(人間も同様!)。何事もあきらめずに、気長に、楽しみに待ちたい。
こんなにお散歩が嫌いだったんだなぁ↓懐かし~い(と、ついにいえる時が来た!!)
▼犬なのに、お散歩が嫌い!?どうすれば行けるようになるの?(前編)
余裕が生まれた
ぬれ煎餅になっている時は、周囲のニオイを全く嗅がなかった。耳は後ろにペチャっと倒れてしまい、とにかく必死へ家の方角へ引っ張る。周囲のことに構っている余裕なんて、これっぽっちもないのが伝わってきた。
しかし最近では、ニオイを嗅ぐ回数が多くなった気がする。気になることがあれば、立ち止まって周囲を見渡している。シャンとしたその姿はなんともカッコイイ。自信だけでなく余裕すらにじみ出ている気がする。
どんなに「楽しいよ!」と言われても、心に余裕がない状態では楽しめないよな。今までの様々な経験を経て、ついに「余裕」を身にまとうことができたのだと思う。
頑張ったね、アポロ!!(私たち人間も!)
▼嬉しそうなシッポ! 最近はしっぽが上がっている時間が増えた。
コメント