【祝】アポロ2歳!!元保護犬が、我が家に来てから変わったこと・変わらなかったこと

お布団大好きなあアポロ 元保護犬アポロ

6月11日、アポロは無事に2歳のお誕生日を迎えることができた。我が家に来てからは、1年8か月程度経ったわけだ。人間と一緒に暮らしてみて、元保護犬はどう変わったのか??まとめてみようと思う。

アポロ(元保護犬)の変化

我が家に来てすぐの頃の様子と、現在の様子を比べるとこんな感じになった。

食事

初日は、それはもう貪るように食べた。食べまくった。ご飯を出せば、一瞬で食べ終わった。

数日すると、お腹が満たされたのであろう。また、毎回十分な量を食べられることを悟ったのか、すぐには口を付けなくなっていった。あまりにも食べない時間が長すぎたために、黄色い胃液を吐いたときには、本気で心配して動物病院に連絡しようかと思ったぞ!そのくらい、食への執着は薄め。

試行錯誤の末、現在は「ドッグフードの上に、手作り食をのっけるスタイル」となった。ドッグフードのみよりも食いつきはいいが、すぐに食べない日も多い。最近は「アポロはもともと食が細めなんだな…」という結論に至っている。

▼お祝いご飯の「ステーキのせ」。普段は「肉と野菜とご飯の煮込みのせ」

お誕生日のステーキご飯

▼「手作り食」詳しくはこちらに~↓

お散歩

練習を始めた当初は、一歩も歩けなかった。というか、地面にペタッと伏せてしまい、でっかいぬれ煎餅になっていた(笑)

毎日コツコツ外に慣らし、近所に慣らし、なんとなく歩けるようになっていった。初めて歩けた時は、「今、散歩してる!?すごっ!!」と、感動してしまったくらいである。

お散歩行きたくない!の大波小波はありつつも、現在は「お散歩の付き添い、2名以上が好ましいワン」という状態で落ち着きを見せている。

そもそも毎日2人なんて無理なので、もちろん1人と1匹でお散歩に行くこともある。そんな日は、玄関を出たところから「帰るワンーーー!!!」と全力で引っ張るが、それでもなんとか近場を回ってくる。

家族みんなで行くと、しっぽが「ぐるんぐるん」回っちゃうくらい楽しそうなのに…。散歩が嫌いじゃなくて、「家族と一緒じゃないと外が怖すぎワン!」って感じなのかも…?

トイレ

初めはトイレシートで出来ていた。が、お散歩するようになってから、徐々に外での回数が増えていき…。ついには、完全外派になっちまった。

現在は、おしっこは庭の芝生、ウンチはお散歩中にするので、雨でもお散歩必須なのである。

寝床

初日から、用意してあったクレートに自ら入っていき、当たり前のごとくそこで寝た。

現在も主な寝床はクレートであるが、布団に来てみたり、窓辺に寝そべってみたり、畳に伸びてみたり。その時の気分で、様々な場所で寝るようになった。安心できる場所が増えてなによりだ。

「お布団、大好きワン~~!」とよく聞こえてくる。

感情

おそらく、もともとの性質がものすごく大人しいワンコなのだろう。それに加え、幼い頃の屋外生活で、怖い思いをたくさんしたのかもしれない。一体何があったのか…。アポロは何も答えてはくれないが、この部分を知ることができたらな、といつも思う。

我が家にきてしばらくは、感情の処理に困っているようにも見えた。嬉しい・安心・楽しいなど、色々な感情が湧いてきても、それをどう表現したらいいのか分からない…というような困った顔をしていた。

現在は、嬉しいときは「うわうぅ~、うにゃうにゃうにゃ~」としゃべりながら、全身で喜びを表せるようになったし、遊びたい時は、アポロから「遊ぼうよ!」と誘ってくることもある!この部分が一番成長を感じるし、何よりも嬉しい。

不安でいっぱいだった頃…

施設にいた時の幼いアポロ

今はこんな感じ

芝生でご機嫌のアポロ

鳴き声

保護シェルターから我が家までの道中、一度も吠えなかった。

数日しても、全く吠えない。もしかして、声帯に異常でもあるのか?と心配になったが、次女がうっかりアポロの足を踏んでしまった時に、「キャン!!」と大きな声で吠えた!

その後は、ごくたま~に、数か月に1回くらい「ワン!」という。誰かが帰宅して嬉しすぎる時や、庭に人の気配がしたときなどである。「今の、なんの声だっけ?」と家族みんなでキョロキョロしてしまうくらい、そのくらいの頻度でしか吠えない。

ビビり加減

感情と重なる部分もあるが、アポロを語るうえで「ビビり」はとても大きな要素であるので、改めてまとめたい。

1年前は、雷が鳴りだすと、納戸に隠れてずっとガタガタ震えていた。しかも、よだれもダラダラと垂れてしまうのである。

現在も、ものすごく怖いのは同様であるが、1年前よりはほんの少し冷静さが感じられる。ただ、雷が発生しそうな日は、ご飯も食べなくなるし、おしっこもできない。人間の耳には聞こえない、遠くで発生している雷までも捉えてしまっているように感じる。

そんな遠くのまで怖がってたら、疲れるよ…と言い聞かせてはいるが、とにかく怖いものは怖いそうである。ゲリラ豪雨の多い昨今は、アポロにとって相当厳しい環境だ。

トラックの音も大嫌いだったが、今は大きなトラックとすれ違う時は「伏せ」をしてやりすごす方法を覚えた。うん、賢い!!(親バカ)

まとめ

ビビり気質の強いアポロは、この世界はまだまだ怖いもので溢れている。ヘリコプターや飛行機の音、雨戸の開く音、ビニールのガサガサ音、風の音などなど、挙げればキリがない。

少しずつ学習していくのだろうが、怖いものはいつまでも怖いかもしれないし、苦手なこともずーっと苦手かもしれない。でも、それでもいい。そんなのは人間も同じだ。これからも様々な経験を重ね、共に時間を過ごしていきたい。

毎日一緒に暮らしていると、私たちの言葉や気持ちがアポロに通じていると感じるし、アポロの伝えたいことも不思議とわかる(全く吠えないのに!)

そんなアポロは「どんなときも、そっと寄り添ってくれる」

具合が悪くて寝ていると、静かにそばに来てお尻をくっつけて寝ている。テーブルにいると、気づくと椅子の下に寝そべっている。

色々あるけど、「日々、癒されまくる。元保護犬との生活は最高である!!!」

いつまでも元気で幸せに過ごしてほしい。アポロのかわいい姿をずっと見せてほしい。

▼アポロが我が家に来てからの記録。よろしかったら、こちらもどうぞ!

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